夢の欠片、その在処は

舞鶴鎮守府で提督やってます

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スゴロクとは

賽解し編遅れてます…。


梨花は、自分の運命をスゴロクに喩えますが、果たして6の目ばかりを出すことがいいことなのか。
もし、我々がイメージするであろう、サイコロを振って絵に描かれたマス目の駒をすすめるスゴロクなら、必ずしもそうとは限らないと思います。
何故って、スゴロクのマス目には、「○マス進む」とか「一回休み」とか、場合によっては「振り出しに戻る」なんてのもあるからです。
6の目を出せば、確かに多く進めますが、「振り出しに戻る」とか「一回休み」のマス目に当たってしまうかもしれません。
もし、6の目を出したAさんが一回休みで、1の目を出したBさんがその間にまた1を出しても、Aさんの優位は変わりません。
しかし、復帰したAさんが今度も6の目を出して「振り出しに戻る」に当たってしまったら?
もし、スゴロクのマスがそのように設定されていたら?
Aさんがサイコロ振ると「何故か」「非常に高い確率で」6の目が出る、なんて不可思議な現象があったら、最悪ですね。永久に「一回休み」→「振り出しに戻る」のループです。サイコロは6の目を出しているのに。
その間に、「1~6まで平均値を出せる」Bさんが、たとえどんなに遅い歩みでも先に上がるでしょう。
或いはもし、1の目が出て進んだ先が「もう一度サイコロを振って下さい」とか、「×つ進んでください」というマスだったら?
「6つ進んでください」だったら、Bさんのサイコロの目は1なのに、一回振っただけで7つ進めるじゃありませんか。6つ目のマスにあった「一回休み」も回避です。

サイコロを振って、目が出た段階で吉凶を決め付けるのは早すぎる。

……って、竜騎士07さんより酷い屁理屈ですね(笑)

ドラえもんのエピソードで、のび太が「4年生の中身のまま幼稚園の頃に戻れば!」とか言い出して、「人生やり直し機」で過去に戻るというものがあります。
そりゃ、トップクラスの幼稚園児になりますね。
……その結果、どうなったか?
「天才少年」とちやほやされて(普段劣等生扱いなだけに)ご満悦ののび太の元に現れたドラえもんは、気晴らしが済んだらもう帰ろうと翻意を迫ります。
調子に乗って「このまま大人になるんだ」といって聞かないのび太にドラえもんはこう言います。
「前より悪くなっちゃうんだ」
納得しないのび太に困ったドラえもんは、「タイムテレビ」でこのまま大人になった場合、すなわちIFの未来を見せます。
1年生――百点が当たり前で順風満帆。勉強は簡単すぎてつまらないと言い放ちます。
4年生――0点が当たり前でお先真っ暗。勉強なんかしたことがないので、学年が上がるとちんぷんかんぷん。
授業の内容がわかって当然のうちは胡坐をかいてしまったために、予め備わっていたレベルを超えた途端に対処不能になる顛末です。
ドラえもんは言います、「努力しなければ成功はありえない」と。
「人生やり直し機」で(記憶という名の知識を持って)過去に戻ったのび太の顛末。

最高の条件の整った舞台で、最高のご都合展開で、最高の結末を得た古手梨花。
最低の条件の揃った舞台で、最低のご都合展開で、最高とはいえない結末を迎えた古手梨花。

どっちがより幸せになれるのでしょうか?

でも「後夜祭」の彼女は、学びつつあります。「当たりの箱を選ぶのではなく、選んだ箱を当たりにする」ことを。
そして彼女は覚えています。サイコロの6の目に恵まれても、絶望に突き落とされることだってあることを。恵まれれば恵まれるほど落ちる時の痛みも増すことを。幸運に浮かれることの愚かしさを。

サイコロの6が出なくなって、勝てることだってあるかもしれませんよ?


祭囃しの彼女は…件ののび太のようになってしまうのでしょうか?

ドラえもんをを観てると、「梨花のために力を使ったことが過ちだった」という澪尽し&賽殺し編の羽入を思い浮かべてしまいます。

澪尽し編が「さようなら、ドラえもん」ならば、祭囃し編は「帰ってきたドラえもん」に喩えられるかもしれません。
自分が居なくなった後ののび太が気がかりでならないドラえもんに対して、のび太は「安心して未来へ帰って」と虚勢を張って言います。それを証明せんがために、ジャイアンとケンカをします。ボロボロになってどう見てものび太の負けですが、粘りに粘って遂にジャイアンを根負け(というか執念に呆れ)させます。
(まあ、羽入に一切頼らずに勝てば、完全にイコールだったんですけど)
「絶対に戻ってこられない」ハズのドラえもんは、嘘が本当になる薬を飲んだのび太が「ドラえもんは二度と帰ってこないんだ」と言ったために、なんと戻ってきます。「ウルトラC」と呼ばれる(嘘を本当[現実]にする道具が最強という説が出来る一因でもあります)
ちなみにこの道具「ウソ800」は、ドラえもんが「困った時に開けて、その時君に必要なものが出てくる」と残した入れ物の中から出たものです。困った時に「一度だけ」っていうのが、祭囃し編のあの「奇跡」とダブって見えますね。

果たして、ドラえもんは呼び戻すべきだったのか。

ドラえもんが帰ったままの方がのび太の自立を促す、その方が良い。
やっぱりドラえもんが帰ってこないと寂しい、二人はずっと仲良しでいてほしい。

はっきり言います。
「ひぐらし後夜祭」とは、「さようなら、ドラえもん」だと。
結局羽入に振り回された澪尽し編では「自立」を謳ってもあまりに不完全なのですよねえ、叶さん。

私がこの二次創作を躊躇う理由は、どうしても、羽入を悪者呼ばわりしてしまう一面があるからです。
二次創作とは、本家のキャラクターを貶めるようなことがあってはいけません。(現実は、作者の贔屓や力量の問題でそううまくはいかないのでしょうけど)

でも、私はできれば、澪尽し編で「何で羽入を最後退場させちゃったんだ!」と憤られた方にこそ、読んで欲しい。
もしも、竜騎士07さんが祭囃し編で終わらせていたら、否、賽殺し編を世に出さなかったら、私はこの話を書かなかったでしょう。書けなかったでしょう。
だって、羽入が「それ」を望んでいることに気付けなかったから。「その可能性」を教えてくれたから。

最後のオチとして、そんな神の存在は退場“してはいけない”のかもしれない。

パーティが終われば消えてしまうシンデレラなんか、いない。

彼女は言った。神の座を、降りたかったと。
なら、降りてもいいんだよ。降りてしまえ、でななくです。
お疲れさまと、言ってあげたかった。千年の疲れを、どうか癒してほしいと。
――せめて、最後くらいはいい夢を。

夢は、現実の続き。現実は、夢の終わり。
幸せな夢の終わった現実を突きつけられた時、人は現実に絶望するか、現実に抗うか。

 夢を見る彼女は幸福でした。
 憧れの王子様が助けに来てくれたから。 

 夢を見る彼女は幸福でした。
 大好きな人に囲まれていたから。 

 夢を見る彼女は不幸でした。
 何故なら、全ては夢だから。

           Frederica Bernkastel   



 夢から覚めた彼女は不幸でした。
 憧れの王子様が帰ってしまったから。

 夢から覚めた彼女は不幸でした。
 大好きな人を失ってしまったから。

 夢から覚めた彼女は幸福かもしれません。
 何故なら、全ては夢だから。

 夢から突き落とされても、彼女は立つことができる。
 彼と、諦めないから。

              Furude Rika





…あ、つまりウチの圭ちゃんって静香ちゃんなのか!
レナが出来杉君で、魅音がスネ夫、詩音がジャイアン(悟史じゃないのがミソ)、ジャイ子が沙都子!?
あぁ本来は、のび太ってジャイ子と結婚するハズだったんですよね(爆

これはあくまで冗談であり、ものの喩えなのであしからず。
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