夢の欠片、その在処は

舞鶴鎮守府で提督やってます

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漫画版「ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編」第5話

読みました。
以下ネタバレです。
今回は、徒労に終わった今までのわだかまりを捨てて、梨花が鷹野と富竹に接触を試みる話からスタート。
……なのですが、今回はそれがメインではないようで(笑)、前半はちょっと端折り気味。
開かずの祭具殿へ招待することで、引きかえに自分と鷹野達自身の身辺警備強化を梨花は目論見ます。

鷹野にはかなり変わった趣味があり、その格好の資料として古手神社の祭具殿に並々ならぬ興味を抱いています。
(※「綿流し編」・「目明し編」では、古手家などの関係者以外の立ち入りが禁じられているこの祭具殿へ、実際に侵入をしており、それに圭一や詩音を付き合わせたことが惨劇を招く一因にもなります)
巫女として祭具殿の鍵を有する梨花は、そんな鷹野の心理を逆手にとったわけです。
そんな意図を持つ梨花の申し出に、鷹野は……。

「に……、にぱ――丶(>▽<)ノ――!!」

狂喜乱舞します。
原作ファンに人気のあるこの場面、アニメ版に続き、壊れた鷹野さんのすごい笑顔が見られます。
鷹野が壊れるシーンは「昼壊し編」を除けば、ほぼこれが唯一のもの。やっぱり、これは素で嬉しかったんですかねえ。
ただ、非常に残念なことに、笑顔の画はあったのですが、シーン自体はかなり駆け足でした。
梨花が「た~た~り~じゃ~」とおどかしたり、「写真は一枚100円だが、10000円払えば一日取り放題」とふっかけたり、それに「お金がデザートに化けることは理解している」羽入が目を輝かせたり、扉を開けるときに「四つん這いになってにゃーにゃーいわないと開けない」と更にふっかけ、それに壊れた鷹野が「ご主人様のミルクを飲ませて下さいって言ってみせる」と啖呵をきる件は全部カットされてしまいました。

桃山さんめー案外面白くないヤツー!紙面の向こうの神様をどれだけ敵に回したと思ってやがるー。
…と、冗談はこのくらいにして、鷹野はかなりイッちゃった顔で「鬼ヶ淵村の戒律」から「オヤシロさま」の伝説を面白おかしくご高説。

「血塗られ、呪われた残虐な神様なのよオヤシロさまは!!」
と、オヤシロさま像の前で悦に浸りながら言う鷹野に対して、怒りを爆発させた羽入が、
「違います、僕は違うのです!! 鷹野は嫌いなのです!! いつも僕を酷く言いますのです!!」
と足をドタンバタン踏み鳴らしながら涙をボロボロ――。
その「音」が「何故か」富竹には聞こえます。
(※前記した「綿流し編」「目明し編」でも富竹と詩音がこの地団駄を踏む音をきいてます。つまり、これが「足音の正体」)
原作ではここで、「オヤシロさまを怒らせるようなことを言うのは禁止なのです」と梨花が調子に乗った鷹野をたしなめるところですが、漫画版ではカット。そのため、鷹野が謝って「オヤシロさまのためにシュークリームを買って来るわ」と言い、それに羽入が半ベソをかきながら指を三本立てる場面は見られませんでした。これまた残念至極。
そして、前払いで対価を示したと見た梨花は、本題を切り出します。ここは漫画版がやや踏み込んだ表現に。

「今年もオヤシロさまの祟りが起きます」
「え…」
「どういうことだい? オヤシロさまの祟りって、綿流しの日の連続怪死事件のことだよね。それが今年もまた起こる? それってつまり、また誰か死ぬってことかい…?」
「そうです…。富竹、鷹野。あなたたちが死にます」

今回漫画版は原作と若干構成を異にしていて、祭具殿のシーンの後はおもちゃ屋で“麻雀史上究極の荒技イカサマ”「ツバメ返し」を練習するシーンになります。こちらも残念ながらちょっと飛ばし気味。まぁ麻雀好きな竜騎士さんのお遊びですから、添削はやむを得ないでしょうか。

鷹野や富竹への接触は吉とでたのか。焦りとは裏腹に時間は過ぎていく――何か吉凶を占える出来事を起こして欲しいと願う梨花の前に、刑事の大石さんが登場。
「なんてこと、凶じゃないの……」
毒づく梨花を尻目に、麻雀が大好きでしかも腕も確かな大石は、「ツバメ返し」が出来ることを披露してたちまち人気者に。
マスターしたかった圭一は尊敬の眼差しで大石に教えを請います。
大石と圭一は、比較的丁重に接していた鬼隠し編はやや例外ですが、綿流し編や祟殺し編では決して友好的とはいえない接触でした。特に祟殺し編ではかなり険悪なもの。
(鬼隠し編にしてもそうですが)大石は、(引っ越してきて間もない)圭一を村を探る格好のスパイぐらいにしか思っていないだろうと見ていた梨花は意外の念を抱きます。
(ただ、大石ばかりに問題が有ったわけでもなく、圭一の接し方にも実はちょっと問題があったのですが。しかもそれを圭一の主観で描いているので、大石が相当な悪人っぽく見えてしまう面も。大石が、決して善人とは言いがたいのは確かですけど)
……個人的に、圭一が大石に対して丁寧に自己紹介をするシーンがカットされてしまったのは痛いと思います。祟殺し編の解答的意味合いもある上に、圭一と大石の友好ムードはこの後、それなりに重要な伏線となるので。
漫画版は圭一視点がことごとくカットされて梨花視点(この後のシーンは例外として)に固定されているので、この後はどうなるのか……。

そして大石に続いて、もう一人。
赤坂さん登場。
文章ではやや淡白でしたが、漫画では画になったことでかなり劇的なシーンに。梨花はドキドキしております(笑)
これが今回のタイトルになった「奇跡の再会」。



いやあ、キツイ皮肉ですなぁこれは(爆


この後の展開を知っている身としては、盛大に苦笑してしまいました(ぉぃ
竜騎士07氏の意地悪っぷりが炸裂することになる、数多の人が嵌ったこのトラップ。

――彼は、赤坂衛。極めて低い確率で昭和53年に雛見沢にやってくる、東京の警視庁の人だ。雛見沢には何の縁もないため、この村にもし何かの陰謀があっても確実に無関係な、ある意味最も信頼できる存在。
そんな彼に何度もSOSを投げかけたが、雛見沢に二度と戻ってくることはなかった。だから、もう諦めていた人だったのに、こうして目の前にいるなんて……
赤坂が来たのは、どうやら昭和53年の梨花に「東京に帰らないと良くないことが起きる」と言われ、当時出産のために入院していた妻の元へ帰った結果、梨花の今まで経験したどの世界でも事故に遭って死んでしまっていた妻――雪絵が事故を免れ、そのお礼を言いたくて来訪したとのこと。
「――君は雪絵の恩人だ。借りはきっと返すよ」
昭和58年6月、私が殺されます。
「あれから5年。体も鍛えた、経験も積んだ」
私は、生きたい。
「きっと君の力になれる」

古手梨花、絶頂期の瞬間。
だがこの時、梨花は忘れていたのだ――赤坂が警告で東京へ帰ってしまうということが、一体何を意味しているのかを。
それが、この後「皆殺し編と「祭囃し編」を跨いで、作中と作品外でとてもとても悲しく、そして余りにもくだらない勘違いな悲喜劇を繰り広げることになるのですが……。多分それは次回で明らかになるでしょう。

気になったのは、赤坂が昭和53年に来るのは“極めて”低い確率になっていたこと。
原作では単に「低い確率」だったのが、より強調される形になっています。
祭囃し編で赤坂がモノローグで……と言うことを考えると、この表現というか設定は撤廃した方がよかった気もするのですが……予想に反してむしろ更に狭めてきました。
ただ、再会時の梨花の表現は原作よりややオーバーになっていて、こちらは(単に桃山さんの趣味かもしれませんが)祭囃し編の「二度目の初めて」と調整した感じもあります。
でもやっぱり、泣きついたりしがみ付いたりはしてないんですけどね。

とまれ、赤坂が来た事で、いよいよ自信を深める梨花。
「鷹野と富竹も私の言葉を信じてくれるわ。そう思わない? 羽入」
――そうしたら、私の運命を切り開ける。彼らにはそれだけの力があるのだから。

大正解であると同時にとんでもない大間違いなんですけどね。それはまだずっと先のお話。

その鷹野と富竹は、診療所でミーティングを終えた後、入江と話します。
富竹の正体は――「東京」とのパイプ役を担う「監査役兼連絡員」。しかし彼らの扱う「病気の研究」は完全極秘のため、フリーカメラマンのふりをしていたのです。
会話は明るいムードで、「研究」はいよいよ最終段階であり、「病気」の完全治療の目処も立ち、入江は「この病――いわゆるオヤシロさまの祟りはもうすぐ撲滅できるでしょう」と顔をほころばせます。その一方、鷹野は人知れず陰鬱な表情を垣間見せ――。
そこで富竹が、梨花から「自分は殺される。その前に富竹たちも殺されるので身辺警護を強化してほしい」と頼まれた事を打ち明けます。
「梨花ちゃんを殺そうとする人物がこの村にいるとは思えません」
入江はそうきっぱり否定し、富竹も「病気」――雛見沢症候群の初期症状である被害妄想や追跡妄想ではないかと疑います。
しかし梨花は「我々にとって絶対失ってはならない人物」であるため、入江は警護強化に前向きでもあり、祭具殿に入れてくれたことで梨花に好意的になっていると思しき鷹野もこれに同調。
大袈裟にしたくないと渋る富竹を説得して、「じゃあ鷹野さんの権限で彼女の保護を実行してもらっていいかい? 東京から『番犬』を呼ぶのは難しいだろう」ということで、鷹野は「これから24時間『山狗』4名による古手梨花の警護を実施させます。彼女には指一本触れさせませんわ」と決定します。

画的には、「にぱ――丶(>▽<)ノ――!!」よりも、ここで出た「鬼ヶ淵村の神秘万歳!!」の「にぱー☆」の鷹野さんの方が可愛かった気がします(笑)

おもちゃ屋からの帰り道、梨花は得意満面。
――こうしてすべて順調に動き出した。赤坂に会えるという奇跡すら起きたんだもの。私の運命を邪魔するものはもう何もない。今度こそ私は運命を打ち破る――!!
でも、この時私は忘れていたのだ。北条鉄平の存在を――。

次回から、いよいよ皆殺し編の本編が始まります(ぉぃ

うーん、「祭具殿+ミーティング」と「おもちゃ屋の再会」はそれぞれ一回ずつ割いてやった方が良かった気もするんですが…仕方ないですね。
……嗚呼赤坂さん、原作通りならもう出番は(爆
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