夢の欠片、その在処は

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カケラ紡ぎ

ひぐらし二次創作を書く際に、私が結構重宝しているのが、「ビジュアルファンブック」の「用語集」です。
これは、目明し編発表後の時点で書かれたものなので、かなり古い情報な(裏設定化したり、整合性がなくなったりしたものもある)のですが、サルベージ出来そうなものも散見されます。

これを見て、書いてみよう、と思っているのが、前原夫妻と赤坂夫妻の“カケラ”です。

元々、原作の「圭一転校のカケラ」はやや整合性に疑問の残る部分もありました。

圭一は何時連続児童襲撃事件を起こしたのか?
伊知郎が下見に訪れたのは何時なのか?
圭一が転校してきたのは何時なのか?

カケラ紡ぎの「分譲地下見」だと、前原家の建つ土地は園崎家の分譲地であり、売りにだされたのは「魅音に悟史失踪のことを問い詰められたお魎が一念発起した」からだそうです。
悟史失踪と詩音の爪剥ぎの後となると、下見は昭和57年7月中旬~9月上旬ということになりそうです。
そして、圭一が転校してきたのは、昭和58年5月頃と上記のファンブックにあり、本編でも6月の時点で「転校して三ヶ月」といった表記があります。5月下旬といったところでしょうか。
ですが、ここで疑問。
前原家は「前原屋敷」と話題になるほどの大きな建物(敷地の大半は伊知郎のアトリエ)であり、果たして実質一年もない期間で、分譲地購入から新築入居まで漕ぎ付けられるのでしょうか?
カケラ紡ぎによると、この土地は休耕地を更地にしたものだそうです。畑を宅地に転用する場合、地盤調査・改良だけで一ヶ月以上費やすのだとか。しかも、雪の問題もあります。
通常は、地盤さえよければ6~9ヶ月(着工から3~4ヶ月)で家は建つそうです。ただ雛見沢がモデルの地のように雪の深い土地だったら、厳冬期は工事休止となりそうです。
前年の夏中には地ならしを済ませておきたいところなので、下見は遅くとも8月。住居部分はともかく、アトリエ部分はかなり凝ってるそうなので、デザインを詰めて契約するのに1~3ヶ月。57年秋に地盤関連のことは済ませておきたいのでプラス1ヶ月強。
5月下旬入居となると、突貫工事をしてギリギリ3ヶ月で完成として、2月下旬の着工。
たまたま、降雪が少なめの年だったとして、園崎家の土地が地盤に恵まれて、伊知郎が費用を惜しまず、家の仕様を決める際にあまり揉めなかった、と仮定すれば……できないことはない、といったところでしょうか。マイホームは一生で最大の買い物とはいいますが、前原伊知郎の場合ほとんど「衝動買い」に等しい気すらします(笑)

でも、少し疑問なのが、圭一が事件を起こしたのは何時か?
あくまでも参考程度ですが、漫画「罪滅し編」によると、モデルガンを撃つ圭一は半袖姿です。
圭一が凶行に走った動機は、「受験のストレス」。年齢については中学生説と高校生説がありますが、(高校or大学)受験生の魅音より一学年下なので、どちらにせよ、昭和57年の時点では(中学or高校)一年生です。
「成績は校内トップに登りつめ、しかしやがて行き詰まり、勉強に飽きていった」ということは、少なくとも「定期考査で一度は校内トップになる」必要があります。
しかし、上記の転居スケジュールからすると、圭一は中学or高校へ進学した年の1学期でこの流れを済ませないといけません。加えて、銃撃したのは1回ではなく、「児童連続襲撃事件」と世間で騒がれたのですから、圭一がモデルガンにのめり込んで段ボールを的にしていた期間も含めると、1ヶ月弱は費やしそうです。
…一体、圭一はどのくらいの間、先生やクラスメートに優等生としてチヤホヤされていたのでしょう?
1学期中間考査でトップだったのは確定として、期末考査は6月末~7月初めが恒例なので、こちらではもう圭一はやる気を失っていたのでしょうか?
これが第二学年のことだったら、第一学年では優等生気分に浸ってたということで話は早いんですけどね。受験本番となる夏休みを前にして受験ストレスで事件を起こすというのも辻褄があいます。
「58年度で第二学年」という縛りが、圭一の設定をやや苦しくしているように思えます。進学前――小学6年生or中学3年生までの時点でチヤホヤされてて、進学したら状況が変わって対応できなかった、という方がまだ妥当に思えます。

やはり服装などからして、事件は期末終了から夏休みにかけて――7月上旬から8月上旬にあったこと、でしょうかね。頂点に登りつめ奈落へと落ちていくのに、ある程度の時間は欲しいところです。
……う~ん竜ちゃん、ちょっとタイムスケジュールが厳しいんじゃないですか(苦笑)

赤坂夫妻の馴れ初めについても、「後夜祭」ではちょっと(設定でっち上げ)掘り下げてみたいと思ってます。
この赤坂という男、「用語集」によると実は結構一筋縄ではいかない人生を歩んでいたようです。妻の見立てによると、警視庁公安部は正義感の行き着いた先であると同時に、あまり向いていないとも。
ファンブックの設定では、妻への依存心は桁外れであることを窺わせる記述もあります。本編でも「寂しがりや」と妻に言われているので、プライベートでこういう一面があるのは間違いないようです。
成績優秀、正義感が強く、しかし学生時代は年功序列社会への反発で麻雀にのめりこんでいたのだとか。圭一と似た意味で「秀才であると同時に問題児でもあった」のかもしれません。
また、彼の両親兄弟の存在を匂わす描写は「暇潰し編」をはじめ一切ありません。「寂しがり屋であり、職場で話題になるほどの愛妻家」であることから、赤坂自身には他にもう頼るべき近しい肉親がいない可能性もあります。
彼は裕福な出か貧しい出かは、微妙なところです。貧しい出だったとしたら、雪絵との交際・結婚は結構ドラマチックだったのかもしれません。

雪絵は育ちはよく「深窓の令嬢」で「子供3人は厳しいかもしれないほど」身体が弱かったそうです。夫を寂しがり屋という一方で、自身もまたそうだとも。
夫によると「これまで節目で様々な犠牲を強いてきた」。祖母の田舎は、ひぐらしの大合唱が聞こえる場所で、それが子供の頃の思い出だったようです。明言はされていませんが、心臓に疾患でもあって、昔は田舎で静養していた線は考えられます。
恐らく、赤坂が「妻に強いた犠牲」の一つは、彼女を東京へ住まわせたことではないかと思います。

正義感と依存心が人一倍強い青年と、身体の弱い令嬢の出会いとは、どんなものだったのでしょう?
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