夢の欠片、その在処は

舞鶴鎮守府で提督やってます

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まだ遠いうみねこの鳴き声と、魔王圭一(笑)

さて、私には関係ありませんが(笑)、明日からコミケです。
「アキバblog」さんの記事によると、今年はヤバそうですね。
「コミックマーケット 緊急のお知らせ」 アキバ店頭にも
コミックマーケット74直前に、アキバでコミケカタログを買うのはムリかも

何か色々物々しいことになっているようですが、お金は無いし、酷暑と人混みに飛び込む気概はカラッキシなので、無視を決め込むことにしています。

ウチの妹とも協議したのですが、「うみねこのなく頃に」はもう4ヶ月待ってEP4で買おう、という結論に落ち着きました。「牛乳茶」のくるみさん、ハノカゲさん、ごめんなさい。話題に付いていけないのは辛いんですけどね……

さて、その「うみねこ」ですが、某掲示板にて妙なネタがありました。新作EP3に「圭一似のキャラが出る」とか出ないとか。
まぁガセだとは思います。
どこでかは失念しましたが、「圭一は『うみねこ』世界では役に立たないキャラ」と竜騎士07氏が発言したような覚えがあるので。

それでもまぁ、「万が一」ということもあるので(何しろ、常に人の予想の「斜め上か下」をゆく竜ちゃんのことなので)、あえてコミケの前にこの記事をUPしておきます。

すごく痛くてアレな内容なので、真っ当な「ひぐらし」ファンは見ないことを忠告します。
「あなたは、そこまでして帰りたいの? 選びたいの? あの世界を、“彼”の居る世界を」
「ええ。もちろんよ。今の私が帰るべきはあの世界しかないわ」
背を背けたままの少女に向かって、梨花は躊躇なく答えた。
少女はやれやれと言いたげに、肩をすくめて両手を軽く掲げて言い放つ。
「つくづく、厄介な男よね。癪に障るわ」
「?」
男というからには、自分のことを指しているのではないのは明らかであり、だからこそ梨花は首を傾げる。
「だから私は、こんなカケラは認めたくないのに……あの子が、妙な肩入れをするから」
「カケラ?」
「そう、私の名はフレデリカ=ベルンカステル。……あなたは覚えてないようだけど、私とあなたは何度も会ってるのよ」
「その姿……私?」
ゆっくりと振り返った少女の姿は、まさに梨花の姿を鏡で映したかのようだった。
「あなたとは別人よ。まぁさしずめ、べ――」
「そうね。私とあんたは違うと思うわ。だって、少なくとも今の私は、そんな魔女のみたいな醜悪な笑みはしないもの」
薄ら笑いを浮かべながら話すフレデリカの言葉を遮って、梨花は呼び方を「あんた」に格下げして不遜な言葉をぶつける。そう、あの前原圭一のように。
「くすくす、言ってくれるわね。……見事に“壊した”か」
末尾で小さく呟いたフレデリカの言葉は、梨花には聞こえなかったので、言葉の前半に反応して言いつのった。
「魔女のつもり? 下らない、なぁんて下らない。嫌なのよね、あんたのその顔。かつての私がそうだった。特別な存在だと思い上がり、冷めてる。かわいそうな人」
「あら、すっかり彼に感化されたようね。まさに異常なカケラの異常な古手梨花なだけのことはあるわ」
悪意と言おうか敵意と言おうか、それらが込められた言葉をぶつけられても、フレデリカはまったく動じた様子はなかった。いや、「動じる」ということが最早できなくなってしまっていたというべきだろうか。
そして梨花は薄々と理解し始める。先ほどから、フレデリカが誰を疎ましく思っているのかを。
「あら、あんたもしかして圭一のことが嫌い?」
「嫌い? さぁね。もういちいちヒト一人一人を特に好き嫌いするなんて面倒なこと、止めてしまったわ。でも、まあ強いて言えば、扱い辛い厄介な存在といったところかしら。彼は、あまりにもイレギュラーが多すぎる」
「だからこそ、私は圭一が好きなのよ」
「それだけじゃない。さしずめ、彼は『魔王に成り損ねた男』とでも言うべきかしら」
「魔王? 圭一が? 冗談は大概にしときなさいよ」
何を言い出すのかと思えば、と言いたげに梨花は真に受けようとはしなかった。フレデリカはあらあらと笑みを深めると、梨花の反応に関わらず話し続けた。
「あなたも、いえ、あなたなら尚更、気付いているんじゃないの? だって元々、彼を『魔術師』と名付けたのは、あなた、古手梨花なのだから」
「そういえば、そんなこともあったわね。『口先の魔術師』って面白半分で名付けたんだっけ。でもそれが魔王とは、どういうことよ」
「考えてもみなさい。おかしいとは思わないの? 通常、たとえばこの『祭囃し編のカケラ』の赤坂衛のように、他の世界のカケラをくっ付けたりして介入しないと、普通の人間に奇跡はおこらない。よほどのことはあっても、精々ごく断片的、無意識に記憶を蓄積するのが精々よ。でも『罪滅し編のカケラ』の前原圭一には、誰も何の介入もせずにあの奇跡は起こった。いや、起こした」
「……だから、なんだと言うのよ。つまり圭一は特別ってこと?」
「あれで、流れは変わった。次の、『皆殺し編』のカケラでも。そう、彼は“壊した”のよ。“ルール”を」
「ルール……私を、運命の袋小路に閉じ込めていた錠前」
「だからこそ、彼はヒーローと言うべきかもしれない。でもね、よく思い出してみなさい。彼は果たして、惨劇を打ち破るヒーローだったかしら?」
「それは…………」
思わず梨花は口ごもる。
確かに、圭一は惨劇の運命を打ち破った存在であると同時に、惨劇を形作った存在の一人でもあった。
「前原圭一とは、厄介極まりない存在。あらゆる既存のものを“壊す”力を秘めている。困ったことに、見境もなければ、力を制御することもできないのだけど。何度か自分自身を“壊して”しまうことことすらあったわね」
「圭一が、疑心暗鬼に囚われた世界のこと?」
「まぁあれは、滅多に起こらないことよね。あなたの嫌いな『祟殺し編のカケラ』とかも“壊れて”しまった例といえるかしら。あぁ、ある意味『綿流し編のカケラ』や『目明し編のカケラ』も、園崎詩音が暴走する切っ掛けを間接的に作ったと言う点で、圭一が“壊した”世界かもね。そう……必ずしも、彼の力でもたらされる結果はいいことばかりじゃない。むしろ、破滅を招来することの方が多い。だからこそ、まだ幼いけど『魔王』とでもいうべき存在なのよ。力を持つ自覚もなければ、制御もできない意味で幼い芽や雛といえるけど」
「壊す……でも、圭一は、何も破滅ばかりをもたらしたわけじゃない。少なくとも、私は幸せだった」
「忌々しいことだけど、私と圭一の『力』は、案外相性はいいのよ。それに気付くのに、百年かかったけど。彼の“壊す”力をもっとも上手く引き出せる存在が古手梨花なのは皮肉よね。共鳴して増幅させるのは、竜宮レナの方が上だけど。そういえば確かあなたたちは、炎にたとえて随分恥ずかしいこと言ってたっけね」
「……」
「何かの切っ掛けで目覚めてしまえば、こっちの側にいてもおかしくはないのだけど」
「冗談じゃないわ。圭一は圭一よ。ちょっと口先が恐ろしいから『魔術師』なんて煽ってるけど、彼は人よ。魔王なんかじゃない」
「ええ。魔王なんてなられても迷惑だわ。ある意味一番覚醒しそうで危険だったのが、その失敗作の『澪尽し編のカケラ』だったから、封じ込めてくれたのは幸いだったわ。圭一が本当に魔王としてこっちに出しゃばって来たら、鬱陶しくてしかたがないもの。だから私は、『祭囃し編のカケラ』で、圭一を封じ込めた。古手梨花が前原圭一の力を引き出さないようにしたのよ」
梨花の脳裏に、あの「異なる世界の羽入」の説明が過ぎる。圭一は裏山でバットを振るった以外はさしたる活躍はしなかったし、前の世界で熱いことを吹き込まれたはずの梨花もそれを全部忘れて圭一のことはまったく眼中になかった、今もない様子だったと。
圭一に縋る必要も、圭一が手を差し伸べる必然も生じなかった世界。
いつものように部活で闊達なほかは、至って普通の少年であると。
「言ったでしょ? 圭一にはあまりにも不確定な要素がありすぎると。その点、赤坂は『古手梨花を守る』こと一点に特化しててブレが少ないから、そのカケラでは『圭一に代わるヒーロー』として、私が祭り上げた。私が羽入を通じてそうさせた。そのためには、古手梨花が前原圭一の力を引き出させることがあってはならない」
「だから、あの世界の私は『前の世界』を覚えていなかったのね。圭一に頼らないようにというあんたの差し金だったのね」
「でもその『澪尽し編のカケラ』では、圭一に羽入が“壊された”。おかげで暴走したあげく、最後は消滅の道を一度は選んだ。まぁ『祭囃し編のカケラ』の羽入も、レナだけじゃなく、圭一の奇跡に感化されて羽目を外したようなものだけど。でも、さすがに『澪尽し編のカケラ』の壊れっぷりには及ばないかしら。古手梨花を永く束縛してた己の罪にまで気付かせたのだから」
「羽入が……私を」


「後夜祭」の終盤に予定しているシーンです。
何故、「後夜祭」の詩は「Furude Rika」なのか?
その理由は、このシーンが最後まで完成すればわかる(かもしれない)ようになってます。
※ちなみに(二次創作の偽モノですが)「フレデリカの詩」は「古手梨花の詩」とは別に一回だけある予定です。もう書いてあるのですが、まだ決定稿ではないです。

ここで登場したトンデモ二次設定。
圭一は、ありとあらゆる既存のものを“打ち壊す”魔王の力を秘めている。
ただし、幼いために制御は全く出来ないので暴走したり破綻する結果が大半。(まぁ「魔王の種子」みたいなものでしょうか。保志総一朗氏つながり的ネタでいうならば)(笑)
実はフレデリカ=ベルンカステル(ベルンカステル卿)とは本来力の相性はいい。ただ、彼女はそれを認めたがらないし、「皆殺し編でのこと」は「魔女として屈辱」と受け止めている面もあるので、力ごとその存在をカケラ世界に封じ込め、上位世界に現れないようにしてしまっている。(封じ込めることができること自体、相性が悪くない証拠である)
圭一が主に“壊す”のは、ヒトの人格や思想、概念、感情、といったもの。その結果は破滅である事が多い(故に魔王。まぁ拙作をはじめとするカップリング二次創作で、圭一とくっついたヒロインの人格が原作から壊れてしまうということの自省もこめて)
圭一の力を「目覚めさせて引き出す」のが一番上手いのは古手梨花。「力を極限まで増幅させる」のが一番上手いのは竜宮レナ。

ちなみに、(原作)祭囃し世界ではカケラの魔女に「封印された」のに対して、後夜祭ではどうなったかというと…今ははっきり書くのは控えますが、たとえるなら日本でいう皇籍離脱(皇族が結婚などで一般国民になる)、英国でいう「王冠を捨てた恋」みたいな感じです。
出題編の賽潰し編で梨花が「魔女止める」って言ってますからね。解答編の賽満し編は――なことになる予定です。


まぁ、よもや07thさまの本家「うみねこ」で圭一の上位存在が出て弄ることは――ないと信じたいです。(ある意味、ベルンカステルをキャラクター化したことすら、私にはあまり喜ばしくないことだったのですけど)
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