夢の欠片、その在処は

舞鶴鎮守府で提督やってます

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

ひデポ

「ひぐらしデイブレイクポータブル」
先日、咎人さんにお会いしたとき、その席上で少しだけ貸してもらいました。(携帯ゲーム機とはいえ、PSPごと持ち歩いていて、さくっと取り出したのにはちょっと驚きでした)
相変わらず、というかなんというか、この作品ってどのメディア媒体も主題歌に関して(だけ)は大ハズレがないんだなあと感心しました。
ひぐらし原作ファン界隈では、すっかり悪の錬金術師扱いと化しているらしいこの会社も、OP映像(だけ)は無駄に力が入っているんですよねえ(ぉ
でも、ところどころ吹きだしてしまう映像演出もありましたけど…。
(余談ですが、「鋼の錬金術師2期」は1期との区別の為か、タイトルコールでいちいち「フルメタル・アルケミスト」とつけるのは少々鬱陶しいような)
時間の都合もあり、体験したのはOPと羽入を操作してのフリー対戦一回だけでしたが、まぁそこまでひどいとは思わなかったです。
ただ、合間合間のロード時間が異様に長いのはどうにかならんのか、とイラつくくらい異常なストレスが溜まる仕様な点は、評価低くなりますね。
PS2の「テイルズ・オブ・ジ・アビス」で、ロード時間が長いという非難は多かった(「その間に一服できる」などと揶揄されるくらい)のを思い出してしまいました。

絵柄については個人の好き嫌いでしょうが、まぁ元々原作の絵がデフォルメチックなところがあったので、低頭身化との親和性はもともとあったような気がした、とだけ。


閑話休題。
以前に書いた通り、私はネタパロディが好きなタチの人間ですが、本編では極力そういうのは止めよう、と今は考えています。本編では真面目にやる代わりに、その分、ふざける機会も別に設けようという意図もあります。番外編は書いていて楽しいのも事実。
ある意味、ひデブベースの話は、原作本編の理屈抜きで「悪人鷹野がわかりやすくぶっ飛ばされる話」を書ける機会でもありますから。
まぁラスボス(黒幕)は鷹野じゃないという構図は原作本編とあまり変わらなかったりもしますが。
あの男が敵になったり、御三家同士やソウルブラザーの内部抗争が勃発したり、葛西がマダオになったり(?)、羽入がみのりん化したり…。



「そ、そんな馬鹿な!?」
赤坂の顔は、はっきりと驚愕の色に染まっていた。
とある世界では車のボンネットすら易々と粉砕した自慢の拳が、目の前のいかにも普通の少年の胸板には通用しない。
まるで装甲鈑でも仕込んでいるのかのように、圭一の一見何の変哲もない服はその衝撃を受け止めていた。
「軽いな」
圭一は両目をゆっくりと開け、見る者によってはひどく嫌らしく感じられる不敵な笑みで顔を歪める。
拳を突き出したまま呆然と立ち尽くす赤坂を尻目に、圭一は後ろへと素早くジャンプした。
その胸には、くっきりと凹んだ直撃の跡があった。
「梨花ちゃんの話だと、赤坂さんって“徹甲弾”って恐れられているんですよねえ?」
くっくっくっ、と圭一はさらに顔を挑発的に歪める。
「知ってます? 徹甲弾って、“不発”が多いのが欠陥なんですよ」
「なん……だと?」
「あぁ、特に日本製の徹甲弾はですね、装甲鈑にぶち当たると砕けちゃったり、爆発しないですっぽぬけちゃったりとか、すげえ間抜けな事例が多かったらしいですよ」
「前原くん、君はそんなことをいったいどこで?」
「ソウルブラザーのトミーから、射撃についていろいろと聞きました。あんまり喋っちゃあいけないんですけど、警察官の赤坂さんなら、守秘義務守ってくれますよね?」

徹甲弾とは、戦車や戦艦などの分厚い装甲を貫通して、その内部で炸裂させることに最大の存在意義がある。
ところが、その歴史は欠陥との戦いでもあった。
欠陥のひとつは、表面硬化加工がなされた装甲鈑に直撃すると、弾体の強度不足により、砕け散ってしまうケースが多かったこと。明治から昭和戦前にかけての日本の場合、工場の品質管理や冶金技術の未熟さが足を引っ張った面もあった。
もうひとつは、信管の設定の加減により、あるいは信管そのものの品質によって、やたら滅多不発弾が多かったこと。ひどい場合、標的の装甲が薄っぺらいと、貫通が呆気なさ過ぎて起爆する前に突き抜けてしまうことすらあった。
日本は第二次世界大戦敗戦まで、これらの欠陥に祟られていたというのが実情だった。
「赤坂さんは、確かに強い。俺なんか足下にも及ばないくらいに。……だが!」

そのとき、鷹野と対峙していた梨花は、奇怪至極な動きで圭一の近くへと移動する。
鷹野は我が目を疑った。明らかに、ニンゲンにはゼッタイデキナイ速さだったからだ。しかし、その動きには、どこかで見たような覚えもあった。
「これは……まさか?」

圭一は、最初の一撃を口先から放つ。

「その不発の多さ、まさに徹甲弾」
スポンサーサイト
雑記 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<狂詩曲 | HOME | アニメ諸々>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。