夢の欠片、その在処は

舞鶴鎮守府で提督やってます

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羽入はラスボス

プロットを練り直せば練り直すほど、原作ひぐらしとは違う何かになっていってしまうジレンマ。
何と言いますか…梨花ちゃんの黒さが上手く出せないんです。誰だこの娘は…なんてことにすらなりかねない有様。
羽入のいない梨花ちゃんはこんなにも垢抜けてしまうのか…とは言い過ぎでしょうか。

火打ち石と赤い炎どころか、核燃料と核融合炉みたいな…夜壊し編の圭一なんて、最早超新星爆発一歩手前の狂いっぷり。あの鷹野さんですらドン引きです。


――梨花が圭一の何かを狂わせたのか、圭一が梨花の何かを狂わせたのか。
神ならぬ身の……否、神の末席にある羽入ですら、分からなかった。
ひとつ分かっているのは、歯車が噛みあい加速する二人は、もはや自分の手でどうこうできる存在ではなくなってしまったことだ。異なる世界に引き裂いたくらいじゃへこたれない、恐ろしい存在になってしまった。
「くっ……やはり、婿に娘を奪われるは親の定めか……。……桜花、やはり因果は巡るのか、歴史は、繰り返すのか」
がっくりと膝をつきながら、羽入は思いを馳せる。遠い遠い、太古の時代を。
亡き夫の友人の息子が、娘を娶ったとき。
桜花の夫は、下級武家の一見ひ弱な男であった。当初、羽入はその男を娘の婿とは認めなかったくらいに。
もっと屈強な男にせよ。この男では、娘を守れないと――実際、その懸念は当たってしまい、彼は非業の死を遂げてしまうのだが。
それでも、桜花は彼を夫に望んだ。根が親思いな性格の桜花が、羽入に真っ向から反抗してみせたのはただ二度きり。夫を選ぶ時と……。
彼と夫婦になり、子を身ごもってから桜花は変わった。
そのときの、何ともいえない思いを、羽入は幽かに覚えている。
「皮肉なものよ。今度は……私が見繕い、縁を取り持った相手だというのに。実の娘ではなく、遥か遠い末裔でしかないのに。なぜ、あのときと同じなのだ」
答えなど、とうに分かっていた。
「私から、二度も愛娘を奪うとは……まったく、あの人の血筋とは恐ろしいものよ」
さっきから口調が異なる羽入を、圭一は呆然と見つめていた。呆然としている理由はそれだけではないが。
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