夢の欠片、その在処は

舞鶴鎮守府で提督やってます

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歴史にもしもはない

月姫本編がひとまず終わったので、ひぐらしに再着手。

虚壊し編作者の川崎さんが、謳い文句について書かれていたので、私も便乗してみました。


賽潰し編
最終の先の岐路

祟醒し編
最大の宿題を儀式に

賽解し編
最愛の戦友

話尽し編
最少のカタルシスを貴方に

夜壊し編
最悪な暴走は無敵なり


圭一×梨花(あえてこの表記を使います)を貫いた結末が、「賽解し編 トゥルーエンド」
貫くのとはまた別の結末が、「賽解し編 ノーマルエンド」そして「話尽し編」となります。

――あなたは信じてくれた? 二人が結ばれることを。
原作で脈が無いんだからありえねえ、ここでその選択はない……などと思った方には「ノーマルエンド」を。
どんな試練があっても、この二人なら…などと思った方には、「トゥルーエンド」を。



話は変わって…
先日放送された「あの戦争は何だったのか」のドラマを見ました。
歴史上の「お偉方の会議が好き」という妙な性癖の持ち主な私には、大本営政府連絡会議の映像化はツボでした。

嶋田海軍大臣(伊武雅刀…「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統役声優といえば分かる方もおられるかと)や永野軍令部総長(六平直政)、東郷外務大臣(橋爪功)、武藤陸軍省軍務局長(高橋克実)という顔ぶれが渋い、実に渋い面子です。(伊武さんの海軍高官や橋爪さんの外交官というと某映画みたいです)
ビートたけし演じる東條英機は、私的には好感触。(ビートたけしはバイク事故後遺症と思われるあの仕草とかがなければなお良かったのですが)
首相兼陸軍大臣でありながら、統帥部(陸軍参謀本部と海軍軍令部)の独走に手を焼く場面や、総辞職して局面を打開してはどうかという声に「天子様(天皇)に軍を纏めるよう託されたのに、内閣を投げ出せるか」と拒絶する(それが「東條の限界であった」と作中で言われます)場面がありましたが、これには後日談があります。
開戦後戦局が悪化してから、東條首相は杉山参謀総長と永野軍令部総長を無理矢理更迭し、自身が参謀総長を、嶋田海軍大臣に軍令部総長を兼任させるという荒療治に出て政務と統帥の一本化を図り、これが陸海軍に大不評。かと思えばその後、難攻不落と大言壮語したマリアナ諸島の陥落で天皇の信頼を失ったと悟ったことが原因で首相退陣に追い込まれます。
結局、「天子様に託されて」首相となって天皇を敬った人物は、その「天子様に見限られた」ことが決め手となって首相の座を追われるという、因果な巡り合わせとなるのです。
悪評が多く、確かに歴史上の人物としての功罪でいえば「罪」の方が多いと私も思う人物です。ただ、単純かつ一方的に戦犯と斬り捨てるのではなく、人となりを掘り下げるのは重要だなあと痛感するのです。


市川團十郎演じる山本連合艦隊司令長官の、「私はそんなに博打好きかね?」という台詞もああ…と作中につられて笑いました。(個人的に、山本五十六提督は映画「連合艦隊」の小林桂樹のイメージが長年強烈でしたので)
ただ、海軍避戦派と紹介された沢本海軍次官は、きちんとしかるべき役者を起用してドラマ内で描いてほしかったです。山本司令長官の話も写真での説明よりは市川團十郎さんにもっと喋らせてほしかった。映画ではなく特番ドラマではこの辺りが限界でしょうか。

そして何より、映像作品で昭和天皇(野村萬斎)の描写がなされるのも、なかなか異例のこと。
よもや、御前会議で明治天皇の御製を詠んだり、声を荒げて陸軍参謀総長を声を叱責する場面が見られるとは。
天皇役を演じるというのは、プレッシャーが並大抵ではないと思いますから…。

タブーやしがらみに囚われないで昭和の戦争時代を掘り下げるのは難しいです。TBSのこのドラマを手放しで評価するわけではありませんが、一歩踏み込んだなという感触はありました。



あ、ちなみに私は右翼でも左翼でもありません。単なる日本史(源平合戦~近代まで)好きなだけですのであしからず。歴史探求はロマンですよ。
そういう意味でもIFって好きなんです。(「歴史にもしもは禁句」っていいますけどね)
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