夢の欠片、その在処は

舞鶴鎮守府で提督やってます

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古手梨花の溜息

またこんなタイトルですが、深い意味はありません。
もちろん、某自主制作映画の某超監督とも関わりはありません。

駄文が続きますが、これも「ひぐらしのなく頃に」の純粋なファンの方はご覧にならないことをお薦めします。独断と偏見に満ち満ちていますのであしからず。

記事の文責は私にありますが、ブログでの身勝手な主張、とご理解を。
前回、原作「祭囃し編」の赤坂について批判的な記事を書いたので、では我らがヒーロー前原圭一が活躍した(ということにとりあえずしておきます)PS2版「澪尽し編」はどうなのか?
私は自他共に認める(?)圭梨花派ですが、残念ながら澪尽し編は「完成度・整合性」はイマイチ高くない、原作にとって代わり得るだけの存在にはならない、といわざるを得ないと思います。
先日の「R.O.D-THE TV-」の終盤の展開と同じで、初見は結構評価が高かったけど、時期を置いて冷静に見返すと、問題点もあちこち見られる、といったところでしょうか。

澪尽し編の特長はみおんつk……はとりあえず措くとして、祭囃し編で多くの読者を失望させた「梨花が皆殺し編の記憶を全て失う」が廃され、「敵」が己を蹂躙する光景を全て覚えていたことでしょう。
(ただし、代わりに記憶を引き継ぎ必死に説明する羽入と理解が出来ずにイマイチ緊張感のない梨花の温度差ある構図は、容易ならざる展開を予感させて盛り上げる効果があった、と高く評価する声もあります)
そして、祭囃し編では表で仕切る主導的な立場にあった羽入が、澪尽し編においてはあべこべに舞台の裏側で影の仕掛け人的なポジションになります。
これは私の解釈ですが、「澪尽し編の羽入」が「祭囃し編の羽入」の“役割”を託した相手が、前原圭一です。

“役割”とは何か?
祭囃し編の羽入は、耳の痛いお説教も交えながら、祭囃し編の梨花を終始牽引していました。(フィナーレで一度だけ、立場が「逆転」しますが)
しかし、澪尽し編の羽入は、自らが表に立って梨花を導くことを望みませんでした。何故か?
「羽入がいない理由は知らず知らず羽入にすべてを頼り切っていた梨花。羽入は梨花を一人にして今度こそ信じる強い心を持ってもらいたかった。(ひぐらしWiki)」
確かに、羽入が積極的に梨花を叱咤した祭囃し編。その後に「あり得るかもしれない可能性の物語」である賽殺し編でも、羽入は力を用いて梨花の人生に介入してやり直しをさせたことを「自らの罪」と言い、羽入にやたら絡んでくる梨花を突き放します。
そして梨花が「百年生きた魔女」と気取って、「ある一つの世界」「生きること」を蔑ろにしがちなその思考を危ぶんでいるような描写もあります。
つまり梨花を「子」として見た場合、羽入は「親」
子の危なっかしさが不安で付き添ったのが祭囃し羽入の「方針」、スパルタ宜しく突き放したものの、見えないところでは何かとお節介を焼いていたのが澪尽し羽入の「方針」だったのでしょう。
しかし、羽入を(突然)失うと梨花は非常に不甲斐ないというか危なっかしい一面があります。
恐らく、羽入はそれを分かっていたんだと思います。何しろ百年付き添ったのですから。だからこそ上記のような行動にも出たのでしょう。
でもだからこそ、ただ影から見守るだけ、ほったらかしというわけにはいきません。その為に、いわば「自分の代理」として白羽の矢を立てたのが、圭一なのでしょう。
祭囃し編と異なり、皆殺し編の記憶が残っている梨花は転生後一番最初に、「圭一に相談できないか?」という選択肢を「選び」ます。
これはまぁ、贔屓目に見ても妥当だと思います。あくまでこの「皆殺し編終了直後の」時点では、梨花にとって一番アテにし甲斐がある相手は圭一です。(異性としての好感度=フラグと錯覚しがちな人もいるようですがそれは違います。お間違いのなきよう)
間違っても前回期待を裏切った(と勝手に梨花・一部プレイヤーが理不尽に思った)「赤坂を頼れないか」という考えは出ません。
しかし、澪尽し編はこの序盤の時点で早くも雲行きが怪しくなります。
何故か「お祭の1ヶ月前」まで時間を巻き戻せたにも関わらず、羽入がいないショックなのか、梨花はこの貴重な時間を無為に空費してしまうのです。
「打ち明けても信じてくれるかわからない」という不安もあったのか、「皆を巻き込み危険に晒すのが怖い」という恐れがあったのか。(主に後者だったようです。鷹野らに仲間を皆殺しにされる光景を覚えていたことがかえってトラウマとなり、記憶継承が仇になってしまった様子)
結局、梨花の懊悩に感付いた圭一が神社裏の高台で強引に迫って粘り続けて、漸く梨花は愁眉を開く始末。
でもこれは、果たして「皆殺し編を終えてその記憶を有する梨花」が取る行動なのでしょうか?

首を傾げる展開はまだあります。
梨花から打ち明けられた圭一は当初「他の仲間にも打ち明けよう」としますが、梨花は上記の理由で拒み、今しばらくは待って欲しいと頼み、圭一もそれに引きずられる形になります。
はっきり言って、これは完全にダウトですね。梨花がここまで臆病になるのもおかしいですし、圭一が押し切らないのもおかしいです。グダグダ引っ張った挙句の果てに、圭一は梨花と二人で進行して自分に打ち明けてくれなかったことに憤った魅音にブン殴られ、レナに苦言を呈されるお粗末ぶり。梨花もその秘密主義っぷりが齟齬を招いたのだと沙都子に叱られてしまいます。
(祭囃し編でも、沙都子を巻き込んでいいのか逡巡、信じてくれるのかと悩む梨花に羽入がキツイお説教をする場面はあります)

祭囃し編の梨花も、羽入や赤坂の活躍を引き立てるためなのか、かなりおかしなというかご都合っぷりな描き方でしたが、澪尽し編の梨花もかなりおかしいです。古手梨花のファンに「祭囃し編も微妙だが、澪尽し編はもっと嫌い。『だめだめやだやだ』や『パパー』に萌えるだけ前者がマシ」という方が多いのもむべなるかな。(もしくは、「あの後に『賽殺し編がある』ことを前提に祭囃し編の梨花を肯定する人も)

前置きが長くなってしまいました。圭一についてや、「本題」については次に回します。
(後編・古手梨花の動揺に続きます)
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