夢の欠片、その在処は

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「うみねこのなく頃に」アニメ化

「ひぐらしのなく頃に」を製作した同人サークル07th Expansionが、「~なく頃に」シリーズ第二作(将来、第三作以降も続くのかはわかりません)として製作展開中なのが、「うみねこのなく頃に」です。
「ひぐらし」にはあれこれと手を出した私ですが、現時点で「うみねこ」にはほとんどノータッチ。
理由は幾つかあるのですが、それは追記部分で後述することにして――現時点で第2話「Episode2 - Turn of the golden witch」まで発表され、今夏・コミックマーケット74で第3話「Episode3 - Banquet of the golden witch」発表予定のこの「うみねこ」、なんとアニメ化が決定したそうです。
公式HPが開設され、第3期OVA化が決定している「ひぐらし」に対して、「うみねこ」はTVアニメ化と明言されています。
まぁ率直に言って、「早急過ぎないか?」というのが傍観者の私を含めた多くの人々の感想のようで、兄妹で応援して懇意にさせて頂いている「うみねこ」ファンの同人サークル絵師さんも困惑しきりでした。
ちなみに、ですが、「ひぐらし」はどうだったのかというと、私の手元にこんな資料――「ひぐらしのなく頃に解 2007WINTER REFLECTION BOOK」があります。
この冊子の「アニメ版『ひぐらしのなく頃に』のあゆみ」という記事によると、(記事より抜粋)

2004年11月12日 フロンティアワークス社内会議で企画立案
2004年11月30日 竜騎士07先生と初打ち合わせ
2005年6月9日 総合情報サイト「雛見沢村村興し実行委員会」オープン
2005年8月9日~10日 ロケハン(岐阜県) 
2005年8月11日 アニメ化告知解禁
2005年8月12~14日 コミックマーケットにてうちわ配布・PV上映
2005年12月29日~30日 コミックマーケットにてブース出展
2006年2月28日 第一回アフレコ収録
2006年3月9日 アニメ公式サイトオープン
2006年3月29日 プレス向け第一話先行試写会
2006年4月4日 1stシーズン「ひぐらしのなく頃に」放送開始
2006年9月22日 制作終了記念打ち上げ
(補足・2006年9月26日 1stシーズン最終回放送 ※放映日時は最速のものです)
2006年12月7日 2ndシーズン「ひぐらしのなく頃に解」制作決定告知
2007年7月5日 2ndシーズン「ひぐらしのなく頃に解」放送開始
2007年12月11日 制作終了記念打ち上げ
(補足・2007年12月17日 2ndシーズン最終回放送 同日、最終回本編直後に放送されたDVDソフトのCM内にて3rdシーズン制作決定を発表)

TVアニメの企画立案日時が一般向けの冊子で公表されるのは、なかなか珍しいことだと思います。この記事が事実ならば、TVアニメの企画立案から第一話最速放送までは概ね1年5ヶ月弱ということになります。なお2004年11月というと、原作は第5話「目明し編」の発表前、つまりは所謂「解答編」が出る前の話です。そして告知が解禁された2005年8月は第6話「罪滅し編」の発表とほぼ同時。
「うみねこ」の場合、告知が解禁された2008年7月は第3話の発表直前。いうまでもなく、「ひぐらし」より如何にスピード展開なのかが窺えます。(前振りの「メディア化」自体は確か5月末か6月あたりで告知されてましたし、つまりは第2話が出るか出ないか、多分去年の11月ぐらいには企画が立案されていたのでしょう。第1話で早くも青田買い同然の……)

漫画版は第1話「Episode1 - Legend of the golden witch」が既に連載されており、単行本第一巻も発売されています。また第2話もつい先日連載がスタートしました。こちらもホント素早い展開です。

「拙速に過ぎる」という感想はひとまず措くとして、前向きに考えるならば、早くから動き出したことのメリットがなくもありません。
近年のTVアニメは諸々の事情(アニメ制作現場のスケジュールや予算など制作体制の問題、制作費回収の関係上映像ソフト売り上げの無い状態で長期シリーズ展開の決定はリスクが大きく難しい、など)により、シリーズ1本が2クール(26話)を越えることはほとんどありません。4クールを2分割して半年ずつ放送、もしくは2クールを2分割して3ヶ月ずつ放送というケースも見られます。(1クール13話作品などでやけに早く「第2期決定」と発表される場合、実は元々が2クールの企画で、視聴率やDVD1巻の売り上げを勘案して残り半分の制作が決定、というケースもあるらしいです。1クール作品だと、DVD1巻の発売が大抵最終回放送の月かその翌月なのがミソでしょう)
何が言いたいかというと、つまり尺が2クール以上なのは事実上あり得ず、既に発表された原作が多ければ多いほど、圧縮詰め込みの憂き目を見かねない、ということです。この弊害がモロに出たのが、まさに「アニメひぐらし第1期」でしたから。
上記のひぐらしスケジュールに則るならば、うみねこアニメの放映は、来年4月もしくは7月という見積もりになります。(ただの推測ですのであしからず)
恐らく、原作第4話までを網羅したストーリーとなるでしょう。現時点で竜騎士07氏(07th Expansionのシナリオ・グラフィック担当。「作者」といえばこのお方を指します)は明言されてませんが、もしかしたら所謂「出題編」のピリオドになるかもしれない話数です。
全13話(12話の場合もあり)で原作4話分はかなりキツいですが、全26話(24~5話の場合もあり)ならば、比較的丁寧に出来るのではないでしょうか。
もしくは、原作第3話までをベースにして4月から全13話で放送、というケースも。これでもまぁひぐらしに比べれば多少マシだと思います。シリーズ構成脚本家の手腕次第ですね。
どの道原作自体が当分完結しないので、TVアニメでは「一定の区切りをつける」以上の終わらせ方は不可能でしょう。逆算的に考えれば、「あまり詰め込め過ぎない丁寧な作りにすれば原作ファンに評価されてDVDの売り上げは上がって第2期の目算が早めに立ち、詰め込めなかった内容をそちらに回せる」のですけど、現実はなかなかそう理想論通りにはいかないんですよね。
終盤で無理矢理内容詰め込んでスピード展開にしたり、「アニメ版単体として綺麗に終わらせるため」に後が続かないような終わらせ方をした、その直後に続編決定。挙句続編の序盤で前シリーズが端折ったり原作改変した影響による辻褄合わせと情報・設定の補完に追われる、などという泥縄もいいところなアニメも。
まぁ率直に、うみねこアニメが「内容を飛ばし過ぎない」ことを祈りたいです。「綺麗に終わる」ことはむしろ下手に望まないほうがいいでしょう。
なんか、他人事のようですね。

以下にちょっと……いやかなり危ない本音を書きます。失礼な表現も多々あるので、07th Expansionのファンの方はくれぐれもご注意を。
先述した通り、私はうみねこには殆どノータッチです。一応、ごく基本的なキャラクター情報とかは聞きかじりで知っている程度。
「随分と消極的だな」と思われるでしょうが、正直言って現時点では全く気が乗らないのです。
原作は「EP1」「EP1&EP2」「EP1&EP2&EP3」……という形式で順次発表する形式になっています。
この形式だと、どうしても「しばらく待って、全て実装したものを一括で買いたい」と思ってしまうのです。たとえるならば、好きな漫画も連載している雑誌を毎号買わず単行本で買いたい、というようなものでしょう。
もう一つ、正直言って上記の件を度外視してまで、リアルタイムで追いかけようとは思わない、という興味・意欲の薄さもあります。
公式HPで「『うみねこのなく頃に』のご紹介」を読んだとき、「なにやってんだ竜ちゃん(竜騎士07氏の某所での通称)」は、と困惑したのを覚えています。
そんな煽るようなことしなくてもいいのに、と。
未見なので具体的なことは言えませんが、第2話はあの「祭囃し編」を彷彿とさせるぶっとんだ演出だとか。特に作中の魔女ベアトリーチェが主人公戦人(といっても彼が「うみねこ唯一無二の主人公」かは疑問)を踏みつける場面は、「推理しようと足掻く者とそれを嘲笑する者」の構図でかなり悪意の感じられるシーンらしいです。
「祭囃し編」の時も、ユーザーの代弁者・代理として羽入を演出したりしてましたし、どうやら竜ちゃんは「ユーザー参加型の体裁」にかなりご執心の様子。
率直に言って、こういう「観客も演劇の一部」みたいなものを推し進められ過ぎても困る、というのが私の所感です。「観客はあくまで観客、傍観者たるべし」」にどちらかといえば近い。
某掲示板で、竜ちゃんの作品をヒーローショーに喩えた書き込みがありましたが、確かに「怪獣を倒そうという時に、司会のお姉さんが『(登場人物の)みんなが大ピンチよ!誰か助けてあげて』と呼びかけ、観客がしゃしゃり出て、(闖入者に出番を奪われた形の)元々の役者が目立たない脇役と化すのを尻目に、本気で怪獣を殴る蹴るでやっつけてしまった。」のがいい見世物か、は賛否が分かれるところでしょう。それに「ゲストを怪我させたりしないよう怪獣が必要以上に強さを自重」したりとかあったら、お話が白けるんじゃないかと思わなくもないです。そもそも「ハッピーエンド=敵も含めて犠牲者の出ない」を前提にした話で、一大バトルをやるのは……いや詮無いことですな。
竜ちゃんは「エンターテインメント」とよく仰いますが、いわば「プロレス興行」のような捉え方なのかな、と思います。プロレスだと、観客がリングの上で選手に張り手を喰らったり、リングの場外に乗り出してきた選手の暴走に巻き込まれたりするのはファンにとって至高の栄誉、という考え方があるとかないとか。……う~ん、よく考えたら私は、プロレスとか格闘技の類に無関心、というか苦手なんですよね(苦笑)。
「元々の役者が脇役に」、つまりはひぐらし祭囃し編の「圭一&レナ空気化問題」の是非。
「ルールX、Z打破に貢献した彼らは、ルールY打破の駒ではなく、既に物語上の役割を終え」ていて、「『祭囃し編』は全員が役割を発揮して皆で力を合わせるのが打ち破る条件であり、最後は圭一一人じゃなく今まで活躍できなかった人含め、全員が力合わせて幸せを勝ち取る(「ライラック」さま管理人meibuさんのメールから一部引用しました)」のだから間違っていない、という意見もあります。それは正論でしょう。
ただ感情論なのは百も承知で言うならば、「エンターテインメント=娯楽、演芸」とする私にとって、シリーズを通してほぼメインキャストに近い立場であり続けた登場人物が、フィナーレで脇役「以下」という娯楽演芸は如何なものか、というやりきれなさもあります。
圭一やレナを「罪滅し編」のようなバリバリの主役にとは言いません、せめて「脇役」なら脇役なりにピリッと見せ場を作れなかったのか、と。これもまた、詮無いことでしょうけど。
(仲間の暴走ルールXや村の旧弊ルールZを打ち破るのには「熱さ」が、鷹野の絶対的な意志ルールYにはどちらかというと「冷静沈着さ」が必要な構図なので、はっきり言って後者に圭一は主役として向かないです。澪尽し編のように熱いのか冷たいのかよくわからないキャラになる危険もあります。ただ、まともなときのレナは「冷静さ」もあると思うんですけどね)
不遇だったキャラの救済にしても、いささか泥縄な感が否めない面もあります。赤坂温泉饅頭非難でそんなに申し訳なく思うくらいなら、「来たら助けてくれる」と信じるファンの意表を突こうとせずに、始めから蔵出し続の麻雀対決ぐらいは入れとこうよ竜ちゃん。不遇だと非難されたから挽回させたくて救済した、では流石に「端からもっとバランスを考えて」と苦言の一つも言いたくなります。
酷い話、うみねこも、今は人気投票で戦人がトップですが、最終話で彼が脇役以下になる可能性も十二分にありそうです。パッと見彼は圭一以上の魅力がありそうですけど、「最後はサブ」になっても……正直困ります。
まぁそれが創造主たる作者――竜ちゃんの流儀なんだから観客風情が文句言うな、と言われたらそれまでですが。
ただ、「エンターテインメント」を謳う以上、観客を変に煽るよりは素直に客席で楽しませてほしいという気もしなくもないのですが。妙に安心感のない演劇です。それがいいのかもしれませんけど。

批判、愚痴めいた駄文になってしまいまして申し訳ありません。
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